【京都新馬戦】リナーテ、圧巻の追い切り 須貝師「折り合い大丈夫」

[ 2016年10月6日 13:04 ]

 京都3日間開催の最終日(10日)に組まれている牝馬限定の新馬戦(芝マイル)はかなりのハイレベル。なかでも屈指の存在はリナーテ(牝=須貝、父ステイゴールド)だ。

 兄に今年のダービーで2着し神戸新聞杯を制したサトノダイヤモンドを持つ良血。川田が手綱を取った木曜(6日)の最終追い切りが圧巻。CWコースで同じ新馬のアディラート(牡)と併せ、外から豪快に先着。重馬場ながら、5F72秒2~ラスト1F12秒1を刻んだ瞬発力は一流馬の片りん。

 須貝師は「“早く走りたい”と言う気持ちが強い。それでも普段は落ち着きがあるし、レースに行けば折り合いは大丈夫と思う」と初戦突破を視野に入れている。ただし、「この血統は初戦が良くても2戦目が…という難しさもあるから」と、ステイゴールド産駒牝馬の気性的な難しさにも言及していた。 

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