【凱旋門賞】ムーア導いた!ファウンド完勝 牝馬の優勝は2年ぶり

[ 2016年10月3日 05:30 ]

<凱旋門賞>優勝したファウンド

 終わってみれば完勝だった。優勝したのはファウンド。ここまでG1・5戦連続で2着続きだったが、それがウソのような完勝。ムーアも「直線手前での反応が早く、あっという間に抜け出してくれたね」と目を丸くした。同馬は父ガリレオ、母レッドエヴィ(母の父インティカブ)という血統で通算成績19戦6勝。

 牝馬の勝利は14年トレヴ以来、2年ぶり。4歳馬の勝利も14年トレヴ以来、2年ぶり28回目。恐るべきはオブライエン厩舎&種牡馬ガリレオ。2着ハイランドリール、3着オーダーオブセントジョージと1~3着を独占。ガリレオ産駒は意外にも凱旋門賞初勝利だが、これまで勝てなかった分も取り返す独占ぶりだ。

 なお、現地単勝1番人気、国内2番人気を集めたポストポンドは、好位から伸びきれず5着が精いっぱいだった。

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2016年10月3日のニュース