【凱旋門賞】JRA予想の10倍!!売り上げ総額41億円

[ 2016年10月3日 05:30 ]

<凱旋門賞>14着に敗れたマカヒキを出迎える友道師(左)

 凱旋門賞の馬券売上総額は41億8599万5100円。JRAは海外馬券発売を発表した際の想定売り上げを4億~5億円としており、予想を大きく上回る結果となった。同じくインターネット投票のみで発売された2日のWIN5が約6億円、同日のG1スプリンターズSのネット分が約76億円。この数字と比べても凱旋門賞の注目度の高さがうかがえる。

 また、最終オッズは現地の馬券発売の最大シェアを誇るPMUに比べ、各式別においてJRAの方が軒並み上回る結果となった。発売単位やレートが異なるため払戻金の単純比較はできないが、やはり国内ではマカヒキ絡みの馬券が売れておりアイルランド勢の上位独占の影響が大きかった。

 JRAが発売予定の海外馬券は、昨年発表した指定24競走のうち、日本馬の出走が見込まれるレースが対象。JRAが発売したいレースを開催の約1カ月前に農林水産省に申請。認可されれば発売可能となる。次の発売はカレンミロティックが出走を予定している豪州G1メルボルンC(11月1日、フレミントン)が濃厚。また、ヌーヴォレコルトが遠征予定の米G1・BCフィリー&メアターフ(11月5日、サンタアニタ)は指定競走に含まれないが、JRAでは発売できるか検討している。

 毎年、日本馬が多数出走する年末の香港国際競走(12月11日、シャティン)は最大4レース連続で発売され、日本との時差も1時間しかないことから、さらなる売り上げアップが期待される。

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2016年10月3日のニュース