【凱旋門賞】ペリエがマカヒキにエール 歴代最多5勝目は望み薄?

[ 2016年9月29日 05:30 ]

重い荷物を持ちながら、笑顔で日本の報道陣に対応するペリエ

 さすがは“日本人魂”を持った男、オリビエ・ペリエだ。凱旋門賞のメンバーを見渡すと、自然と「日本のためにマカヒキに勝ってほしい」というセリフが口を突いた。

 「マカヒキは前に馬を置いて脚がためられるし、時計が速くなっても大丈夫。何よりシャンティイのことをよく知っているクリストフ(ルメール)が乗るのが心強いね。シャンティイはロンシャンに比べていいポジションを取る必要があるけど、彼なら心配ないよ」

 ペリエは笑顔でエールを送る。ただ、ここまでの陽気から一変、自身のパートナー・ミグワールへの質問になると、一気に顔が曇った。「とてもいい馬。でも、ソレミアのようにはなれないよ」。歴代最多タイの凱旋門賞4勝、12年には伏兵ソレミアでオルフェーヴルを下し、日本の夢を打ち砕いたペリエだが、馬券発売初年度の今年は「消し」で問題なさそうだ。

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2016年9月29日のニュース