【神戸新聞杯】高橋裕師 成長ラフレシアに上機嫌「体重も2桁増えた」

[ 2016年9月22日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=21日】台風が去った朝は気温17度。長袖をはおっても肌寒さを感じる。取材が一段落した浜田は、暖を取るために買ったホットコーヒーを手に調教スタンドへ。神戸新聞杯に出走するマイネルラフレシアの動きを追った。Wコース単走。軽快な動きを見届け高橋裕師のもとへ向かったが、いつもいるはずのエリアに姿がない。周囲を見渡すと、定位置から離れたベンチの隅で、人影に隠れている。近づいて声を掛けると「しまった。バレたか」とニヤリ。「先週しっかりやったから、今週はしまいだけ伸ばせば十分。予定通りだよ」と上機嫌だ。

 春は小食で体重維持に苦労したが「今はカイバも食べてくれる。体に張りが出たし、恐らく春より体重が2桁(10キロ以上)増えているが成長分」と、ひと夏を越してたくましくなった愛馬に目を細める。浜田にとっても菊の惑星とにらんでいる素質馬。何とか出走権利を獲ってほしい。

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2016年9月22日のニュース