リオンディーズが屈腱炎…全治9か月以上に角居師もショック

[ 2016年9月17日 05:30 ]

屈腱炎を発症していることが分かったリオンディーズ

 昨年の朝日杯FSを制した2歳王者リオンディーズ(牡3=角居)が16日、左前繋(けい)部浅屈腱炎を発症していることが分かった。全治には9カ月以上を要する見込み。秋の始動戦に予定していた神戸新聞杯(25日、阪神)の1週前追い切り後、左前脚の繋(つな)ぎ部分に腫れと熱感が認められたため、16日にエコー検査を行ったところ浅屈腱炎の診断が出た。角居師は「脚をぶつけた程度かなと思ったけど、分かりにくい箇所だった。繋ぎの部分なので、症状は良くないと聞いています」と話した。

 同馬は10月2日に仏G1凱旋門賞に挑戦するマカヒキと同世代で、春2冠(皐月賞4位入線→5着降着、ダービー5着)では上位争いを演じた良血。秋は神戸新聞杯から天皇賞・秋に向かうローテーションが決まっており、春クラシック無冠の悔しさを晴らす戦いを目指していただけに陣営、ファンにとってもショッキングな戦線離脱となった。角居師は「残念です。今後は放牧に出して様子を見たいと思います」とコメント。近日中にも北海道・ノーザンファーム早来に放牧に出し、同所で再度詳しい検査を行い、方針を決めていくことになった。

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2016年9月17日のニュース