【セントライト記念】レアケース!栗東馬が美浦で調整

[ 2016年9月14日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=13日】美浦の馬が西のレースを使うために栗東に滞在するのはよくあること。その逆は見たことがなかった高木。調べると11年府中牝馬Sの3着フミノイマージン(栗東・本田)が最後となっていた。セントライト記念に向け、美浦で調整している森厩舎ケンホファヴァルトはかなりのレアケースだ。

 「北海道からの帰りだから使って帰ろうということで」と話すのは日高助手。まさにぶらり途中下車の一戦だ。美浦に来てからは坂路で調整を進め、強い雨が降った12日も4F60秒8で木曜の最終追いへ息を整えた。「見慣れないのか物見していたけど、引っ掛かったら怖いなと思っていたのでちょうどよかった。馬に疲れた様子はないですね」。最後は取材陣に坂路の情報を“逆取材”していた同助手。初の重賞獲りへ、慣れない地で奮闘する人馬を応援したい。

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2016年9月14日のニュース