【凱旋門賞展望】ポストポンド軸に混戦模様、牝馬ラクレソニアも侮れず

[ 2016年9月12日 08:30 ]

 10日の愛チャンピオンSで今年の英愛ダービー馬ハーザンドが8着に敗れたことで、凱旋門賞は混戦模様となった。同レース直後の英ブックメーカー、ウィリアムヒル社のオッズはポストポンドが4・5倍で1番人気。3月のドバイシーマCでドゥラメンテを下した英国馬は、G1・4勝を含む6連勝中と万全の態勢で凱旋門賞に向かう。

 これを追うのが地元フランスの3歳馬。前哨戦の中でも豪華メンバーがそろった愛チャンピオンSを制したアルマンゾルは出否未定ながら同6倍と高い評価。近年の凱旋門賞は重量面で有利な牝馬の活躍が目立つだけに、無傷8連勝の仏2冠牝馬ラクレソニアも侮れない。マカヒキは現地での人気ではこの3頭に続く存在になるか。ダービー、ニエル賞で見せたように抜群の切れと勝負根性を兼備しており、追い比べの形に持ち込めば勝機は十分にある。

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2016年9月12日のニュース