ストレイトガールが引退、“怪物”フランケルと交配予定

[ 2016年8月31日 13:40 ]

5月のヴィクトリアマイルで連覇を達成したストレイトガール

 15・16年のヴィクトリアマイル連覇、15年のスプリンターズSとG1・3勝を挙げたストレイトガール(牝7=藤原英)の引退、繁殖入りすることが31日、決まった。近日中に競走馬登録を抹消する。

同馬は昨年末で引退、繁殖入りするプランもあったが、廣崎利洋オーナーの意向で現役を続行。今春のヴィクトリアマイルではレースレコードで史上2頭目となる連覇を達成し、史上初の7歳牝馬によるJRA・G1制覇を飾った。初年度となる来年は14勝無敗でG1・10勝を挙げた英国の“怪物”フランケルとの交配を予定している。引退式は秋の天皇賞当日の10月30日に東京競馬場の最終レース終了後に行う。

 ◆藤原英師 G1では「心技体」が揃わないと勝つのは難しく、心と体の面で調整が限界だった。ヴィクトリアマイルで勝利できたので最高の引き際だと思う。イギリスへ渡ってフランケルとの交配は夢のあるプロジェクト。引退式ではこれまで応援してくれたファンにお礼を言いたい。

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2016年8月31日のニュース