【新潟2歳S】ミスターX イブキ&田辺が目指すは王道路線!!

[ 2016年8月28日 05:30 ]

 新潟11R・新潟2歳Sは東京新馬勝ちのイブキだ。そのデビュー戦は、2着のレジェンドセラーがすぐに次戦を勝ち上がったように好メンバーが集まった。イブキは好位から余裕を持って抜け出す横綱相撲で完勝。着差以上に内容が濃い1勝だった。

 初戦後はここを目標にじっくりと仕上げてきた。奥村武師は「放牧に出して馬がしっかりした。短い期間だけど上積みを感じるし、気持ちの面でもゆったりしている」と明るいトーンで話す。昨年のロードクエストもレベルの高い東京の新馬戦を勝ち上がっての戴冠。13年ハープスターなど数多くの出世馬を輩出する新潟2歳S。昨年のクエストの相棒・田辺に導かれ、イブキも王道路線を進む。馬単(3)から(2)(6)(8)(9)(10)(12)。

 札幌11R・キーンランドCはナックビーナスで勝負。通算9戦で掲示板を外したのが、メジャーエンブレムが勝ったクイーンC(6着)だけという堅実派。マイルでは勝ち切れないレースが続いたが、1200メートルへ距離を短縮した途端に2連勝。まだ底を見せていない最適距離で初対戦の古馬を撃破する。

 札幌は初参戦だがオープン馬に先着した追い切りを見る限り、洋芝は問題なさそう。右回りも【3・1・1・0】と馬券圏内を外しておらず、舞台設定に不安はない。負担重量が影響しやすい短距離戦。アクティブミノルが最重量58キロを背負う中、51キロは大きなアドバンテージだ。馬単(13)から(4)(5)(7)(10)(12)。

続きを表示

2016年8月28日のニュース