【レパードS】ミスターX 地力で勝るケイティブレイブ

[ 2016年8月7日 05:30 ]

 新潟11R・レパードSはケイティブレイブ。前走・ジャパンダートダービーは勝ち馬キョウエイギアにこそ離されたが、ゴールドドリーム、ストロングバローズのユニコーンS1、2着馬を完封。今回、最大の敵グレンツェントがユニコーンSで前述2頭から離された3着なら、地力は勝っていると見るのが妥当だ。

 デビューから1年以上放牧に出されてないが、坂路での最終追いは疲労をみじんも感じさせない動きだった。グイグイと行きたがる様子で引っ張り切りの手応えのまま、ナムラムサシ(3歳未勝利)に3馬身先着。騎乗した武豊も「いい動きで順調じゃないですか」と納得の状態だ。最大の武器はその機動力。平たんの直線、後ろからの馬が届く前にゴール板を駆け抜ける。馬単(5)から(2)(6)(7)(9)(12)。

 小倉11R・小倉記念はメイショウナルトのもう一発がないか。このレースは13年にレコードVを飾ると、14年は逃げて3着。昨年は伏兵の意表逃げにハナを奪えず12着に終わったが、自分の形ならまだやれる。単騎逃げ濃厚な今年は、5F60秒フラットで運んだ14年よりさらにラップを落としこめると見る。

 5F57秒9で飛ばしまくった前走(七夕賞・11着)の反動もない。古川助手は「最終追いは抜群の動きで、転厩してきてから1番良い状態」と断言。思い返せば09年の勝ち馬は同じ8歳馬で16番人気だったダンスアジョイ。荒れるハンデ戦。ナルトが復活劇を演じるにはここしかない。馬単(7)から(1)(2)(5)(6)(11)(12)。

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2016年8月7日のニュース