【住之江・太閤賞】井口イン逃げ圧勝!2度目“天下統一”

[ 2016年8月1日 05:30 ]

イン逃げで優勝した井口は表彰式で笑顔

 ボートレース住之江の開設60周年記念「G1太閤賞」は7月31日、第12レースで優勝戦が行われ井口佳典(38=三重)がインから完璧な逃げ切りで圧勝。3月の戸田周年に続いて今年2度目のG1制覇を飾った。“3カド”へ持ち出した松井が握って回り2着キープ。焦点の3着争いは最内差した妹尾が田村、瓜生の猛追をパワーで振り切った。

 自信満々で挑んだファイナル。井口は「スタートは様子を見た」が横一線のスリットなら焦ることも一切なし。松井の全速戦をしっかり受け止めて堂々の先マイでVゴール!

 「スタートさえ決まればって感触はあったんでね。鳴門(オーシャンカップ)がふがいなかったんで良かったです」

 太閤賞は第49回大会以来2度目の“天下統一”となるが「今は実力も多少ついてきて自信を持って臨めましたよ」と貫禄十分。

 これで獲得賞金も5600万円を超えて年末のグランプリにも当確ランプをともした。

 ◆次走 井口佳典の次走は11日からの津一般戦。高沖健太、東本勝利、新田雄史らと優勝を争う。瓜生正義の次走は13日からの芦屋一般戦。川上剛、西山貴浩、篠崎仁志らが参戦。松井繁の次走は4日からの三国一般戦。馬場貴也、柳生泰二、後藤翔之らが出場。桐生順平、妹尾忠幸の次走は5日からの蒲郡一般戦。黒崎竜也、重野哲之、鈴木勝博らが相手。田村隆信の次走は11日からの鳴門一般戦。丸尾義孝、市橋卓士、樋口由加里らとVを争う。

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2016年8月1日のニュース