ライアンさよなら…葬儀、納骨式で横山典も声詰まらせ涙

[ 2016年6月21日 05:30 ]

メジロライアンの納骨式に出席する横山典(左)

 3月17日に29歳で老衰死したメジロライアンの葬儀、納骨式が20日、北海道洞爺湖町のレイクヴィラファーム(旧メジロ牧場)で行われた。

 あいにくの雨模様の中、現役時に同馬を管理した奥平真治元調教師、主戦を務めた横山典をはじめ、ファンや牧場関係者など約40人が出席。91年の宝塚記念Vなど現役時の活躍だけでなく、種牡馬としてもG1・5勝馬メジロドーベルを出すなど大きな存在感を示した同馬をしのんだ。

 墓を建立した横山典は「晴れてくれたらいいなと思っていたけど、ライアン自身が重馬場を凄く得意にしていたので、こんな雨の日になったのかな」とあいさつ。現役時の思い出を「ホント、この馬にはいっぱい…」と語り始めたところで声を詰まらせ、涙を浮かべながら「今の僕がジョッキーでいられるのは、ライアンがいてくれたからこそだと思っています」と、自身の騎手生活に大きな影響を与えたパートナーに感謝の言葉を贈っていた。

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2016年6月21日のニュース