【エプソムC】ロジチャリス 国枝師「成長して競馬が上手に」

[ 2016年6月10日 05:30 ]

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、エプソムCにロジチャリスで挑む国枝師を直撃した。

 ――ロジチャリスは体重の増減が激しい馬ですね。

 国枝師 550キロ前後ある馬ですからね。10キロ前後の増減は気にしなくても大丈夫なタイプです。

 ――前走を振り返ってください。スタートは本当に上手な馬ですね。

 そうですね。スタートセンスは抜群です。外枠(15頭立て14番枠)は多少気になったけどポンと出てくれたので問題ありませんでした。

 ――直線入り口ですが、右回りでも左回りでも手前を替えるのが速いですね。

 そうですね。大きな馬でダイナミックに替えるから目立つのかもしれないけど普段乗っている調教助手もそのあたりは上手に教えてくれています。

 ――最後は大きな跳びでグイグイ伸びて1分45秒台の好時計勝ち。

 シュッと動くタイプではないけど、バテずに伸びてくれました。時計的にもG3なら十分に通用するでしょう。

 ――今回は前走と同じ東京1800メートル。

 前走はメンバーもそろっている中での勝利。ようやく重賞に注目される存在で出走できるようになったという感じです。

 ――準オープン、オープンと連勝中ですからね。

 心身共に成長して競馬が上手になってきました。それがここにきての連勝につながっていると思います。

 ――中2週ですが中間は?

 先週末、今週と追い切りました。最終追い切りはいつも通り前の馬を追い掛けて最後をしっかり伸ばす形。良い動きでした。

 ――福永騎手とのコンビでは3戦全勝。

 相性というか、この馬をよく分かってくれています。今回も上手に乗ってくれると信じています。

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2016年6月10日のニュース