【エプソムC】東京に強いバッハ勝負気配“通用する力ある”

[ 2016年6月8日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=7日】東京G1・5連発が終了。美浦は梅雨寒で涼しくても、本格的な夏競馬モードに入った。函館の入厩も5月26日から始まっており、既に移動した馬&関係者も多い。数週後に函館入りの小田は奔走していた。残り3週間の東京競馬の“収支”は夏出張が幸せになるか?に直結する。

 エプソムCではショウナンバッハにピンときた。目黒記念(9着)から中1週で参戦。上原師は「脚をタメた方がいいタイプ。ジョッキー(岩田)もうまく乗って、脚も使ったけど…。ペースも緩く、前も止まらなかった。ただ直線だけの競馬で疲れもなかったので」と出走経緯を説明した。

 全4勝中、3勝が左回り。うち2勝が間もなく閉幕の東京だから勝負気配が伝わってくる。「今の東京は先行馬が止まらないので、その点だけが鍵。AJC杯(3着)を見ても、通用する力はある」と同師は力を込めた。半弟キタサンブラックは、9日発表の宝塚記念ファン投票最終結果で1位が濃厚。当然、兄貴も燃えないはずがない。

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2016年6月8日のニュース