【安田記念】(5)コンテントメント 強気にハナ切る可能性も

[ 2016年6月4日 05:30 ]

3日朝、東京競馬場で調整したコンテントメント

 唯一の外国馬コンテントメントは東京競馬場の角馬場からダートコースをキャンターで2周。サイズ師は「前日より、さらにヤル気が出てきている。走ることに自信をつけているね」と満足そうな表情。普段は集中力を高める効果のあるパシュファイヤーを着用しているが、この日は外して馬場入り。「レースでは着ける」と師は説明したが、初の海外遠征にも問題なくなじんでいる様子がうかがえる。

 枠順は5番に決定。師は「少頭数なので、有利不利はない。番号より並びの方が気になる。逃げ馬の後ろで運ぶのが理想だけど、行く馬がいなければハナを切っても」とレースを展望。香港馬が勝てば00年フェアリーキングプローン、06年ブリッシュラックに続くレース史上3頭目。「モーリスもリアルスティールも強いが、うちの馬にもチャンスはある」と強気な口ぶりに、不気味なムードが漂っていた。

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2016年6月4日のニュース