【日本ダービー】ダイヤモンド ルメール「皐月より良くなっている」

[ 2016年5月27日 05:30 ]

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、日本ダービーでサトノダイヤモンドに騎乗するルメール騎手を直撃した。

 ――サトノダイヤモンドの前走(皐月賞3着)ですが、レース前の雰囲気はどうでしたか?

 ルメール いつも落ち着いている馬なので悪くはありませんでした。ただ、その前(きさらぎ賞1着)から少し間が空いていたのでその分、どうか?という気持ちはありました。

 ――2番人気のリオンディーズが掛かり気味に前へ行きました。

 彼を前に見られる位置になったのは良かったけど、他にもマカヒキやエアスピネルなどたくさん良い馬がいたので追い掛けるわけにはいきませんでした。

 ――直線、少し不利があった。

 それほど大きな不利ではありません。ただ、休み明けだった分か、スパッと伸びなかったので、後ろから来た馬にかわされてしまいました。

 ――結果3着。

 1、2着馬も強かったし、とにかく今年はハイレベルなので結果は仕方ありません。でも、次のダービーにつながる内容だったと思います。

 ――最終追い切りに乗られましたが、実際、良くなっている?

 はい。ラストは11秒台でシャープに反応してくれました。使われた分、前走の皐月賞より良くなっていると感じました。

 ――乗り心地も良かった?

 この馬はいつもリラックスしていて、コントロールが利きやすい。だから競馬へ行ってもそのあたりの心配はありません。

 ――2400メートルも大丈夫そう?

 そうですね。折り合いも付くし、距離に関しては問題ないと思います。

 ――自信を持って臨む?

 はい。もちろん。ダービーは僕の最も勝ちたいレースの一つ。良い馬に巡り合えたので自信を持って挑みたいです。

続きを表示

2016年5月27日のニュース