【ヴィクトリアM】ストレイト 牝馬初7歳G1制覇へ視界良好

[ 2016年5月12日 05:30 ]

軽快な動きを見せるストレイトガール

 最年長出走となる昨年覇者のストレイトガール。藤原英師から「連覇」の力強い言葉は聞こえなかったが、寸分狂いない青写真通りの仕上げが確認できた。先週はCWで6F81秒0~1F11秒7で先着を果たしているとあって、この日は同じCWでも単走で明らかに余裕残し。昨年の鬼気迫る仕上げではないが、5F64秒8~1F12秒1を刻む脚取りは実に軽やか。

 藤原英師は「一回叩いて良くなっている。調教に関しては要求することにしっかり応えてくれている。走ってくれそうなイメージはあるが、去年のようなパフォーマンスができるかどうかは分からない」と話した。昨年は前で食い下がる2頭を最後のひと伸びでかわし初G1制覇。秋にはスプリンターズSで2つ目のタイトルをゲットした。7歳牝馬がJRA・G1を勝てば史上初。新たな金字塔を打ち立てる。

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2016年5月12日のニュース