【天皇賞・春】ブラックで7度目制覇の武豊「すべてが思い通り」

[ 2016年5月1日 16:07 ]

<京都11R・天皇賞・春>カレンミロティックとの接戦を制し勝利した武豊騎手騎乗のキタサンブラック(奥)

 「第153回天皇賞・春」(G1、芝3200メートル)は1日、京都競馬場で行われ、武豊騎手騎乗のキタサンブラック(牡4=清水久厩舎、父ブラックタイド、母シュガーハート)が制した。“平成の盾男”武豊はこのレース7勝目。

 レース後、武豊は「最後もう一度差し返してくれて、強いですね」としてやったりの表情。一度はカレンミロティックにかわされたが「もう一度伸びてくれると信じて追っていた」。逃げると決めたのは「ゲートを出てから」だった。前半1000メートルが61秒台とゆったりしたペースになったが「すべてが思い通りだった」と話した。直線を向いてからの手応えも十分。「一気に伸びるタイプではないので、少しもたついたところで前に出られたが、頑張ってくれた」と愛馬を褒め称えた。

 武豊は中央G1前人未到の70勝目。天皇賞・春はディープインパクト以来10年ぶりの勝利だった。

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