【福島牝馬S】アルマディヴァン 高橋文師▲以上の自信

[ 2016年4月22日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=21日】すっかり暖かくなったトレセンで、福島牝馬Sの出走表を凝視していた高木。本命選びに頭を悩ませていると、有力候補アルマディヴァンを管理する高橋文師が目の前を通り過ぎた。すすっと近づき“本命お悩み相談”を持ちかけた。

 「▲くらいがいいんじゃないの?」。まずは笑ってはぐらかす同師。15年中京記念2着など追い込み策で結果を残してきたアルマだが、前走・中山牝馬S(4着)は意外な逃げの手を打った。同師は「脚質転換というよりは、あれが自分のリズムだっただけ。あの形でも最後は頑張っていたよ」と説明した。

 今回は昨年の同レースで勝ち馬に0秒2差の6着に健闘した舞台。「小回りなら1800メートルでも大丈夫だと思う。行きそうな馬がいないし、ここで前走の経験を生かせれば面白い」とニヤリ。その口ぶりからは▲以上の自信が伝わってきた。高木の悩みは案外、簡単に解決しそうだ。

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2016年4月22日のニュース