【皐月賞】リオンディーズ 2歳王者万全!馬なりラスト11秒8

[ 2016年4月14日 05:30 ]

3頭併せで追い切るリオンディーズ(左)

 リオンディーズは先週に続いてM・デムーロがまたがってCWコースへ。3頭併せの最後方でスタートすると道中は僚馬を視界に入れながらピッタリ折り合いをつける。直線は2頭の内へ。最後まで鞍上がゴーサインを送るシーンはなく、静の姿勢を貫いて中ハッピーモーメント(6歳1600万)に1馬身遅れ、外ネオアトラクション(4歳500万)に半馬身遅れでゴールを駆け抜けた。5F67秒3、馬なりでラスト11秒8を計時。追えばはじけそうな手応えだった。M・デムーロが感触を伝える。

 「先週の追い切り(CWコース5F66秒7~1F11秒6)で強くやっているし、競馬が近いから、もう強い調教はいらない。折り合いは問題なかったし、最後はいい伸び。動きは良かった」

 休み明けの前走・弥生賞は首差2着に敗れた。とはいえM・デムーロに悲観の色は一切なし。

 「前走は休み明けで元気が良すぎて引っ掛かってしまった。でも中山を経験できたのは大きい。いい“練習”になった」

 態勢は整った。初の敗戦をバネにして昨年の2歳王者がクラシックのタイトルを狙っていく。

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2016年4月14日のニュース