ミルコ、桜花賞初制覇に喜び爆発「ピサの子で勝ててうれしい」

＜阪神競馬１１Ｒ・第７６回桜花賞＞　　勝利し喜びのガッツポーズをするＭ．デムーロ騎手　
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　直前のチューリップ賞では鼻差でシンハライトに敗れたジュエラーが、この日は鼻差でシンハライトに雪辱を果たし桜花賞を制した。鞍上のＭ・デムーロ騎手は「この馬で勝てて本当にうれしい！良かった！」と喜びを爆発させた。

　今回が３度目のコンビとなったが「最初は引っかかったけど、前走はうまくいった。今回はすごく落ち着いていた」とデムーロ。「この馬はすごく賢い」と評価した。

　ジュエラーは２０１０年の有馬記念、１１年のドバイワールドカップを共に制したヴィクトワールピサの産駒。「ヴィクトワールピサの子どもで初めてＧ１を勝ててうれしいです」と、かつての相棒の“娘”でビッグレースを制したことに喜びもひとしおの様子だった。

　デムーロにとっては悲願だった桜花賞制覇。１０日は末娘の誕生日だと明かし「良い誕生日になりました」と笑った。