【ダービー卿CT】ダッシングブレイズ 気合のラスト12秒2

[ 2016年3月31日 05:30 ]

坂路を駆け上がるダッシングブレイズ

 飛躍を期すダッシングブレイズは坂路を鋭く駆け上がった。行きっぷり良く加速。残り100メートルで追いだすと右ムチ1発で気合を注入しラスト1Fは12秒2をマークした。

 見届けた吉村師も「上がり重点で、いつも通り。先週ジョッキー(戸崎)が乗って長めから負荷をかけたし、ちょうどいい仕上がりで臨めると思う」と満足げだ。

 3連勝の勢いに乗って挑んだ東京新聞杯は、直線で内ラチに接触して落馬するアクシデント。指揮官は「ケガとか、ひねったところがないのを確認。最初から期待していた馬だし、大丈夫と感じたから使う」と万全の態勢であることを強調した。

 中山は初めてだが、同じ急坂のある阪神で3戦3勝なら不安はない。「(京都の)マイラーズCもあるが、中山の方が差し届きやすい。目標の安田記念に向けても結果を出したい」と重賞初Vに燃えていた。

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2016年3月31日のニュース