【大阪杯】パンドラ休み明けも好仕上げ 高野師「出来は高いレベル」

[ 2016年3月31日 05:30 ]

 ジャパンカップで強豪牡馬を蹴散らしたショウナンパンドラが今年初戦に臨む。高野師は「まだ先があるから反応を確かめる程度ですが、体調だけで言えば素晴らしい。競馬に行ってのフィジカルは相当に高く、久々も苦にしないタイプ。あとはこの相手にどこまでやれるかですね」とジャッジした。すでに出来は高いレベルにあり、最終調整は気持ちを整える程度のものでまとめた。

 いつも通り坂路2本を上り、1本目を4F73秒8。2本目の本追い切りはしまい重点に4F55秒2。ラスト2Fからペースを上げると馬なりで12秒6―12秒1で力強くフィニッシュ。師は「ここ目標に本数をこなしてきた。昨年(9着)の敗因は不良馬場。多少渋るぐらいなら」と力を込める。

 今後はヴィクトリアマイル(5月15日、東京)から宝塚記念(6月26日、阪神)のローテを予定。世界を沸かせた末脚で、さらなる高みを目指す。

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2016年3月31日のニュース