菜七子初勝利ゼッケン盗んだ?男逮捕 母に付き添われ51歳出頭

[ 2016年3月29日 05:40 ]

浦和競馬3R、アスキーコードで藤田が初勝利を挙げた際のゼッケン。馬番のほかにサインが書かれていたが…

 日本中央競馬会(JRA)で16年ぶりに誕生した女性ジョッキー藤田菜七子(18)が、24日に浦和競馬場で初勝利を挙げた際に、何者かにサイン入りゼッケンを持ち去られていた件で、埼玉県警浦和署は28日、横浜市戸塚区の職業不詳の男(51)を建造物侵入容疑で逮捕した。

 捜査関係者によると、男は母親に付き添われ出頭。調べに対し「サインが欲しかった」と供述しているという。出頭時に持ってきていたゼッケンの数字は「1」で、菜七子のものとみられるサインが入っていた。浦和署はサインが本人のものかどうかを調べる。

 菜七子は、3月3日、地方競馬の川崎競馬場で、ひなまつりデビューを飾り、24日にデビュー36戦目で初勝利。この日はJRA女性騎手として初めて一日“2勝”を挙げた。なおJRA(JRA通算31戦、2着が最高)では、まだ勝利を挙げておらず、27日の中山開催では、5鞍に騎乗したが、7着が最高だった。今週も中山で騎乗予定。

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2016年3月29日のニュース