菜七子5鞍騎乗で7着が最高、同期木幡巧初勝利に「刺激になった」

[ 2016年3月27日 11:11 ]

中山2R、7着でレースを終えた藤田菜七子

 JRA初勝利を目指す新人・藤田菜七子騎手(18)は27日の中山競馬で計5鞍に騎乗した。

 2Rのミディが7着。3Rのマルターズフェスタが8着。5Rのアリオンダンスが14着。7Rのクリノダイシャリンが15着。この日最後の騎乗となった8Rのヴェアリアスサマーは2番人気と、この日最も熱い支持を受けた。好スタートで飛び出したが、内からナミノリゴリラに競りかけられて競る厳しい展開。直線では後退して10着に終わり、念願のJRA初勝利は持ち越しとなった。菜七子は「あっという間の1カ月でした…」と悔しさを隠さず、無念の表情で振り返った。

 この日は同期の木幡巧がJRA初勝利(1日2勝)の活躍。「刺激?なりました。また頑張ります」と菜七子は気丈に前を向き、さらなる奮闘を誓っていた。

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2016年3月27日のニュース