【日経賞】サウンズオブアース楽々2馬身先着“完成されてきた”

[ 2016年3月24日 05:30 ]

 有馬記念2着のサウンズオブアースはCWコースで福永が2週続けて手綱を取り追い切った。ロカビリー(3歳未勝利)と併せ6F83秒4。僚馬を3馬身追走から馬なりのまま加速するとラスト1F12秒0の鋭い反応。最後まで鞍上の手は動くことなく、力強いフットワークで楽々と2馬身突き放した。福永が抜群の手応えを振り返る。

 「先週(CWコース6F81秒1~1F11秒7)しっかりとやっているので、今週は反応を確かめる感じで。切れがあって時計も出ていたし折り合いも大丈夫。休養明けでも動ける仕上がり。バッチリやね」

 これまで重賞舞台で2着5回。いまだに2勝馬だが藤岡師は「以前は競馬を使うと硬くなったりしていたが、今はそういうところがなくなり完成されてきた感じ」と充実ぶりを話す。重賞初制覇を決めて飛躍の一年にするつもりだ。

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2016年3月24日のニュース