【日経賞】ゴールドアクター変身の予感 GP馬16年初戦へ手応え

[ 2016年3月24日 05:30 ]

マジックタイムと併せ追い切るゴールドアクター(手前)

 中山土曜重賞「第64回日経賞」の追い切りが23日、美浦、栗東トレセンで行われた。昨年の有馬記念を制したゴールドアクターはWコース。道中はマジックタイム(5歳オープン)の3馬身後ろをリズム良く追走。直線でいっぱいに追われると外から鋭く併入した。時計は5F65秒4~1F12秒9。

 中川師は「先週の時計が遅かったので、きょうはしっかりやった。動きはいいときと比べるといまひとつだが、これでどうなるか」と変わり身に期待。吉田隼は「道中の折り合いは良かったし、いい動きでした」と手応えを伝えた。

 負けなしの昨年は4連勝で一気にグランプリの座へ。今回はそこでしのぎを削ったライバルたちといきなり激突する。同騎手は「グランプリホースとして恥ずかしくない競馬をしたいが僕としてはまだまだ挑戦者の気持ち。まずはいいスタートを切りたい」と謙虚に話した。

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2016年3月24日のニュース