メジロライアン死す…29歳、老衰 91年宝塚記念V

[ 2016年3月18日 05:30 ]

91年宝塚記念を制覇したメジロライアン

 91年の宝塚記念を制したメジロライアンが17日、けい養先のレイクヴィラファーム(北海道洞爺湖町)で老衰のため死んだ。29歳だった。

 同馬は通算19戦7勝(重賞4勝)。90年ダービー2着など牡馬3冠は惜敗続きだったが、翌91年宝塚記念で同期の菊花賞馬メジロマックイーンを下してG1初制覇。同レースを含め15戦で横山典とコンビを組み、競馬ブームを盛り上げた。

 種牡馬としてはG1・5勝のメジロドーベル、98年天皇賞・春を制したメジロブライトなどを出した。

 レイクヴィラファームの岩崎義久氏は「現役時代から多くのファンに応援をしていただき、ありがとうございました。種牡馬を引退して、こちらに移動してからも多くのファンが毎年合いに来てくださいましたので残念でなりません」とコメントした。

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