菜七子 17日、日本ハム戦で始球式登板「自信ないです」

[ 2016年3月17日 05:30 ]

高知から戻り、厩舎回りをする藤田

 新人騎手の藤田菜七子(18)が17日、千葉・鎌ケ谷スタジアムで行われるオープン戦「日本ハム―ソフトバンク」(午後1時)で始球式デビューする。当日朝は美浦トレセンでフラワーC出走予定シャララ(抽選対象)を含む6頭の調教に騎乗し、正午に球場入りする過密スケジュール。菜七子は「厩舎の人たちと練習はしているけど、ストライクを取れる自信はないです。大谷さんくらいのボールが投げられたら、プロ野球選手になってます(笑い)」と元気に話した。

 15日の高知では6鞍に騎乗したが、待望の初勝利はお預け。「凄く勉強になった一日でした。別府さんとゆっくりは話せなかったけど、アドバイスを頂きました」と菜七子。「レース後はカツオも食べました。本当においしかったです」と多忙な日程の合間にリフレッシュもできた様子だった。

 3日間開催の今週は、16日時点で14鞍(土曜中京4頭、日曜中山4頭、月曜中山6頭)に騎乗予定。19日は中京に初参戦し、21日フラワーCのシャララが“25分の14”の抽選を突破すればJRA女性騎手最速の重賞騎乗が実現する。

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2016年3月17日のニュース