【オーシャンS】ブルズアイ 群抜く切れ味でV!高松宮記念へ弾み

[ 2016年3月6日 05:30 ]

<オーシャンS>レースを制した(11)エイシンブルズアイの頭をなでる石橋

 エイシンブルズアイが初めての中山で目の覚める切れ味を披露した。3戦ぶりの1200メートル戦で中団後ろからの競馬。それでもテン乗りの石橋は「きょうのレース傾向から外を回っても届くと思った」と慌てずに決め手を引き出した。鋭く伸びて逃げ粘るハクサンムーンを捉え1馬身半差の快勝。今年重賞2勝目の鞍上は「凄く切れましたね」と驚き交じりに振り返った。

 これまでの4勝は全て京都。野中師は「中山でこれだけ走れたなら中京もいけるかな」と本番に向けての手応えを口にした。14年毎日杯2着など3歳時から能力を示していた外国産馬が、5歳を迎えていよいよ本格化。勢い十分にG1獲りに挑む。

 ◆エイシンブルズアイ 父ベルグラヴィア 母ミスフィアファクター(母の父サイフォン)牡5歳 栗東・野中厩舎所属 馬主・栄進堂 生産者・米国エリヤベイリー 戦績16戦5勝 総獲得賞金1億4594万2000円。

続きを表示

2016年3月6日のニュース