高山樹延 KOで東洋太平洋ウエルター級暫定王座獲得

[ 2016年2月23日 21:25 ]

 ボクシングの東洋太平洋ウエルター級暫定王座決定戦12回戦は23日、東京・後楽園ホールで行われ、元日本同級王者で同級3位の高山樹延(30=角海老宝石)が同級4位ジョエル・デラ・クルス(30=フィリピン)に6回2分53秒KO勝ちして暫定王者となった。

 正規王者ジャック・ブルベイカー(24=オーストラリア)がケガで昨年11月に予定していた防衛戦を延期したため設けられた暫定王座決定戦だったが、序盤から鋭いジャブとボディーで試合を支配。6回終盤にボディーアッパーを叩き込むとデラ・クルスはうずくまってダウンし、そのまま立ち上がれなかった。

 新たなベルトを手に入れた高山は「守るよりはチャレンジする方がモチベーションが上がる。正規王者がいるので日本で(統一戦を)やりたい」と話した。

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2016年2月23日のニュース