【徳山クラウン争奪戦】谷村、地元でG1初V

[ 2016年2月1日 05:30 ]

地元でG1初制覇を決めた谷村はイチゴのケーキ形王冠を手に笑顔

 G1徳山クラウン争奪戦の優勝戦が1月31日、ボートレース徳山12Rで行われ、1号艇の谷村一哉(37=山口)がインからコンマ07のトップSを決め、地元でG1初制覇を決めた。2着は萩原、3着は吉川。3連単(1)(2)(5)は870円で1番人気だった。

 絶好枠を生かし切った谷村が1マークを回って他艇をグイグイ引き離した。「しっかりスタート決めれば逃げられると思った」。節間を通して安定した走り。谷村には自信があった。5日目が終わった段階でオール3連対キープ。それでも優勝戦前に電気系統を再点検する慎重ぶりで、負ける要素を1つずつ、つぶしていった。優勝インタビューでは「いい緊張感でレースに行きました」。気持ちの面でリードしてゲットした初G1だ。

 ご褒美の王冠はイチゴのケーキ形。谷村の柔らかい笑顔によく似合った。

 ◆次走 優勝した谷村一哉の次走は10日からの宮島G1中国地区選手権。寺田千恵、辻栄蔵、白井英治、吉田拡郎、山口剛らと優勝を争う。萩原秀人、吉川元浩、太田和美は6日からの尼崎G1近畿地区選手権。今垣光太郎、松井繁、田中信一郎、守田俊介、中島孝平、石野貴之ら強豪がそろう。岡祐臣、新田雄史は11日からの蒲郡G1東海地区選手権へ。仲口博崇、原田幸哉、池田浩二、坪井康晴、菊地孝平、笠原亮らとVを争う。

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2016年2月1日のニュース