大種牡馬キングマンボ死す…26歳、安楽死 エルコン、キンカメの父

[ 2016年1月22日 05:30 ]

 日本ではエルコンドルパサー、キングカメハメハといったG1馬の父として知られる大種牡馬キングマンボが世を去った。けい養先の米国レーンズエンドファームが20日に発表した。今年26歳になって衰弱が著しかったため、安楽死の処置が取られたもの。

 父がミスタープロスペクター、母がBCマイル連覇などG1を10勝したミエスクという超良血。フランスでデビューした現役時代は仏2000ギニー、セントジェームズパレスS、ムーランドロンシャン賞とG1を3勝した。

 引退後はアメリカへ。父ミスタープロスペクターの後継種牡馬としてレモンドロップキッド(ベルモントS勝ちなど)、アルカセット(ジャパンC勝ちなど)など数多くのG1馬を送り出した。日本のキングカメハメハのほか英2000ギニー勝ちキングズベストはエイシンフラッシュ、ワークフォースを出すなど種牡馬として大成功している。2010年限りで種牡馬を引退していた。

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