【川口・SS王座決定戦】青山 悲願のSG初優勝!うれしい逆転賞金王

[ 2016年1月1日 05:30 ]

優勝を決めガッツポーズを見せる青山

 川口オートのSG「第30回スーパースター王座決定戦」(優勝賞金3000万円)は31日、11Rで王座決定戦が行われ、トップスタートから10周回を鮮やかに逃げ切った3枠の青山周平(31=船橋)が、通算11回目の優出で悲願のSG初優勝を飾った。

 これまでのモヤモヤした思いを吹き飛ばした。圧巻の内容で青山がついにSG戴冠を成し遂げた。2着の永井、3着の中村で船橋支部勢が上位を独占。「うれしい。信じられない」。ヒーローはしばらく放心状態。「とにかく自分の走りをしようと心掛けた。半信半疑で試走に出たらエンジンもタイヤも悪くなく、レースも乗りやすかった」。苦しんだ末につかんだ頂点の余韻に浸った。

 「(決定戦の)残り1、2周の状況に戻りたい」と興奮を抑えられない青山。今後の目標を聞かれ「今回はエンジンもタイヤもたまたま良かっただけ。同じようにいかないと思うが、今度は(SG初Vまでの回数より少ない)優出11回以内でSGを勝ちたい」とニヤリ。この日のVで永井、中村を抑えての逆転賞金王も確定。16年はオート界最強の船橋支部を若きエース・青山がけん引していく。

 ◆青山 周平(あおやま・しゅうへい)1984年(昭59)12月5日生まれ。千葉県市原市出身。船橋支部所属。11年7月8日登録の31期生。同期は佐藤摩弥、岩田裕臣、渡辺篤ら。通算24V(SG1V、G16V、G23Vを含む)。1メートル63、53キロ。血液型O。

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