【有馬記念】吉田隼 悲願のG1制覇「くじけないでやっていれば…」

[ 2015年12月27日 16:44 ]

<有馬記念>プレゼンターの有村架純と握手を交わす吉田隼騎手
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 騎手生活12年目の吉田隼がゴールドアクターを駆って悲願のG1制覇を成し遂げた。レース後は「実感がわかないですけど、結果を出せてほっとしています」と安堵の表情。

 「こんなタイミングで抜け出したので、後は何とかしのいでくれという感じだった」と混戦となった直線を振り返る。自身と同じくG1初制覇となったゴールドアクターについては「レースで使うたびに学習しているので、乗っていて安心する。競馬が上手なので、僕が邪魔な動きをしなければ、これだけのパフォーマンスができる馬」と、その能力の高さにべたぼれだった。

 今月20日に32歳の誕生日を迎えたばかり。最高のバースデープレゼントをゲットし、「G1ジョッキーになりたくてこの業界に入った。(G1レースから)遠ざかっているときはモチベーションが下がっていたが、くじけないでやっていれば良いこともある。また頑張っていきたい」と来年への抱負を語った。

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