見せ場作ったゴールドシップはさすが、納得の一戦も財布からっぽ

[ 2015年12月27日 16:03 ]

<有馬記念>ラストランを終えで引き揚げるゴールドシップ

 【馬券顛末記】競馬記者にとってダービーと有馬記念は特別な位置付け。現地に行ってこそ、それを実感できる。表現するならダービー当日は時期的に気候が良く、お祭りムード。一方、有馬記念当日の中山は朝から独特の空気に包まれる。ファンのみなさんもこれを当てないことには年を越せない。それくらいの緊張感が伝わってくるのだ。

 今年の中山出張は後輩の岡崎記者に任せて阪神で観戦。現地に行っていないからといって購入額を減らすなんてことはあり得ない。何しろ一年を締めくくるグランプリ。ここでもうければ年明けから馬券でヤラれた額なんてどうでも良くなるから不思議だ。

 紙面に掲載したプレゼント馬券と同じくゴールドシップの3連単1着固定で勝負。ラストランで有終の美を飾ることはできなかったが早めスパートで見せ場をつくったあたりはさすが。ハズれても納得できるレースだった。ただし、財布はからっぽ。年末は飲み歩くことを控え、家でじっとしていよう。@阪神競馬場(12月27日、柏原 健士)

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