【阪神５Ｒ新馬戦】ジークカイザー　直線伸ばしてデビュー戦∨

　メイクデビュー阪神は２７日、阪神競馬場５Ｒ（芝・１８００メートル・晴・良）で行われ、武幸騎手騎乗の３番人気、ジークカイザー（牡２＝池江厩舎、父ディープインパクト、母ヒルダズパッション）が直線で伸ばして新馬勝ち。勝ち時計は１分４９秒８。

　コスモスコルピウス、アスカタイシの２頭がまずは先行。その後ろにフォリクラッセ、ナムラヘイハチロー、エイシンビジョンなどが続いた。ジークカイザーは中団、１番人気のロードプレミアムは後方に位置を取った。

　３コーナー手前でタガノマドラーが中団から一気に上がり、先頭で３、４コーナー中間を通過。コスモスコルピウス、アスカタイシが直後に続き、ナムラヘイハチローが４番手付近に位置を取った。

　直後の入り口でタガノマドラーは後退し、コスモスコルピウスが先頭に立った。すると中団から伸ばしてきたジークカイザーが接近。直線半ばでコスモスコルピウスをとらえて先頭に立った。ナムラヘイハチロー、ロードプレミアムが猛追し、コスモスコルピウスも粘りを見せたがあと一歩及ばず。ジークカイザーが押し切ってデビュー勝ちを決めた。

　首差の２着がコスモスコルピウス。そこからさらに首差の３着がナムラヘイハチローだった。