【有馬記念】アルバート５連勝へ好調キープ！堀師「付け入る隙ある」

２頭併せで追い切るアルバート（右）

　グランプリ出走馬で唯一の木曜追いとなったアルバートが、上がり馬の勢いを感じさせる鋭い反応で臨戦態勢を整えた。

　「走りの中での体のバランスとメンタル面をチェック」と堀師が意図を説明した追い切りは、Ｗコースでエルマンボ（５歳１６００万）と併せ馬。１馬身後方を追走し、直線で仕掛けられると一瞬で抜き去って１馬身半先着。堀師は「前走の状態をキープできている」と動きに合格点を与えた。

　５馬身差で圧勝したスポニチ賞ステイヤーズＳから中２週。陣営は慎重に状態を見極めた上で、先週１８日に有馬記念挑戦を決断した。相手関係は一気に強化されるが、堀師は「付け入る隙はあるのでは…と感じている。それも出走を決めた大きな要素」ときっぱり。今年は海外を含めＧ１・５勝と絶好調の師が自信を持って送り出す超新星。５連勝で一気に頂点に立つ可能性も十分にある。