【有馬記念】ラブリーデイ90点 岩のような野性味

[ 2015年12月23日 05:30 ]

有馬記念に出走するラブリーデイ

 ラブリーデイはゴールドシップとは正反対の気性。従順なハミの受け方で、反抗心のかけらも感じられません。“気まぐれゴールド”と違って、レースで常に力を出し切れます。前後肢ともに豊富な骨量と発達した筋肉。岩のような野性味あふれる体つきです。

 ただし、立ち姿に少し硬さを感じます。今秋すでに3戦した影響なのか。前走・ジャパンC時ほど伸びのある立ち方をしていない。前肢の蹄には新たにエクイロックス(欠損した部分の補修)が施されています。前走時はどうだったのか、写真を見直すと…。前回の馬体診断では不覚にも見過ごしましたが、蹄にえぐれが生じています。そのためにエクイロックスを施したのでしょう。立ち姿が硬く映るのは蹄のせいかもしれません。馬体の張りや毛ヅヤは前走同様に最高。硬さだけが唯一気になります。

続きを表示

2015年12月23日のニュース