【有馬記念】JC王者ショウナンパンドラ 最高の状態キープ

[ 2015年12月21日 05:30 ]

最高の状態をキープしているショウナンパンドラ

 “攻め”の姿勢は揺るがない。ショウナンパンドラの坂路2本目。残り2Fを切ると鞍上が軽く仕掛けて13秒6→13秒1を刻んだ(4F58秒3)。13日から上がり重点の速い時計を出し、追うごとに気合が乗ってきている。高野師は納得の表情だ。

 「いつもの週末通り。乗り手の感触も問題ないし、ジャパンCの状態をキープできてると思います」

 ここが秋4戦目。レース後の状態を慎重に見極めて参戦を決めた。出るからにはジャパンC覇者として恥ずかしい競馬はできない。

 「参加するだけじゃなくて勝ち負けしないと。国内の中距離路線を考えたとき、春に目標となるレースが少ない。だから秋に頑張ってもらって、春はたっぷり休んでもいいんじゃないかと。今がいいときなので」

 充実の秋は終わらない。ジャパンC勝利の勢いのままグランプリ制覇を狙う。

続きを表示

2015年12月21日のニュース