【朝日杯FS】イモータル湿った馬場に苦戦 2頭に半馬身遅れ

[ 2015年12月17日 05:30 ]

3頭併せで追い切ったイモータル(手前)

 イモータルは急きょ騎乗が決まった武幸を背に芝コースで3頭併せ。先行した僚馬を目掛け、直線は外からいっぱいに追われたが、内スズカステイボーイ(3歳500万)、中アグリッパーバイオ(4歳500万)の2頭に半馬身遅れた。520キロ近い大型馬で、湿った馬場に苦戦。実戦で発揮するような強烈な切れ味は見られずラスト1Fは13秒0(全体6F75秒4)。

 感触を確かめた武幸は「前半から併走馬が、けっこう行って速くなった。乗りやすいし、スタミナもありそう。頑張ります」と気合十分。

 担当の榎本助手は「前走(サウジアラビアRC2着)前は、うるさくて手を焼いたが、今回は落ち着いていて調整しやすかった。体は520キロちょっと。成長分だと思う」と心身の充実ぶりに目を細めた。デビュー2戦で見せた上がり3Fは32秒9、33秒4。世代屈指の切れ味で、2歳王者の座を狙う。

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2015年12月17日のニュース