着差以上の勝ちっぷり!剛脚サーブル好素材

[ 2015年12月8日 05:30 ]

 【先週の新馬戦】中山芝2000メートル戦を制したサーブルオールがイチ推し。母は短距離で活躍したモンローブロンドでその産駒もスプリンターが多いが、この馬は父ハービンジャーでいい意味でズブさがある。中団から大外を通り、ステッキに反応してグイグイと伸びてきた。着差以上の勝ちっぷりで潜在能力は高い。叔父にノーザンリバーやランフォルセ、いとこにダービー馬ロジユニヴァースがいる一族。頭角を現してきそうだ。

 阪神ではサトノマルスが芝1600メートル戦でディープインパクト産駒らしい切れ味を発揮。3番手から内で食い下がるラスファジャスを危なげなく競り落とした。昇級してよどみないペースになったときにどう対応するか見てみたい。中京はヒルノマゼランがスタートで後手に回るロスを問題にせず、二枚腰を使って逃げ切った。上のクラスでも通用する。

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2015年12月8日のニュース