【ジャパンC】ミスターX ミッキークイーン歴史的名牝へ第一歩

[ 2015年11月29日 05:30 ]

 東京11R・ジャパンCはミッキークイーン。過去6年で牝馬が4勝を挙げるこのレース。陣営はエリザベス女王杯ではなく、メンバー最軽量の53キロで出走できるここを選択した。牡馬相手の戦いは昨年12月に勝った未勝利戦以来だが、浜中は「1着はこの馬だと思う」と自信をのぞかせる。これが最大の強敵ラブリーデイにも騎乗した男から出る言葉なら頼もしい。

 前走・秋華賞が本当に強かった。最後方で運んだ2走前・ローズS(2着)から一転、大外18番枠から積極的にポジションを確保。前半5F通過が57秒4という超ハイペースで、序盤に脚を使ったこの馬にはきつい展開だったが、最後は馬群を割って突き抜けた。タイム1分56秒9はレースレコード。圧巻のパフォーマンスで2冠目をもぎとった。勝てば12年ジェンティルドンナ以来、2頭目の3歳牝馬の優勝。ここから歴史的名牝への一歩を踏み出す。

 馬単(11)から(1)(8)(10)(12)(15)(17)。

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2015年11月29日のニュース