【芦屋・チャレンジC】平本、追い風上昇だ!残り2日内枠勝負駆け

[ 2015年11月26日 05:30 ]

きょう追い風が吹く!!18位以内のボーダー死守へ内枠から巻き返しを狙う平本

 芦屋ボートのSG「チャレンジカップ」は26日、シリーズ3日目を迎える。ここまで大敗が目につく平本真之(31=愛知)だが、3戦全てがダッシュ枠では仕方がない結果。きょうから始まる予選後半戦は1~3号艇が巡ってくる。初のグランプリ(12月18~23日、住之江)参戦を飾るためにも、賞金18位以内を守り続けなくてはならない。平本の負けられない戦いが始まる。

 トップ18死守に向けた真の戦いがスタートする。賞金ランキング18位の平本は2日目までに4~6号艇を消化。初戦こそ差して2着に入ったが、外枠2走は共に枠番と同じ成績に終わった。「足は中堅。伸びていくことはない。出足は初戦が最も良かった。まだ上積みの余地はある」。成績同様、仕上がりも目立つことはなかった。

 だが、現在の賞金はグランプリ出場のボーダー上。パワー不足は精神力でカバーする。その証拠が左手の痛みだ。10月21日、浜名湖ダービー2日目に手の甲を骨折。途中帰郷を強いられた。ここが復帰戦。「普通にしていると痛いが、レースではアドレナリンが出ているので大丈夫。今節は足うんぬんより気持ちで走りたい」。連続で大敗しても、勝負が終わるまで心が折れることはあり得ない。

 不屈の精神で臨む3日目は待望のスロー枠。さらに天候も味方しそうだ。芦屋ボートがある福岡県遠賀(おんが)郡は26日、強い西風が吹く予報が出ている。ホーム追い風が強くなれば当然、差しが有効。2、3号艇の平本にとっては文字通りの追い風だ。「追い風の日に内枠で良かった。賞金のことも意識している。4日目に望みをつなげたい」。こん身のハンドルワークで荒れ水面を切り裂き、得点率21位タイからの巻き返しを果たす。

 一方で、順調にポイントを加算しているのが峰だ。ドリーム快勝に続き、2日目2走も共に連対。勢いが止まる気配はない。地元の瓜生も3戦オール連対と安定感は抜群。最高2連対率機とコンビを組む山崎も、リズムは尻上がりだ。

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2015年11月26日のニュース