【京阪杯】ベルカント弾んだ51秒9!角田師「実績ある京都なら」

[ 2015年11月26日 05:30 ]

 「第60回京阪杯」の追い切りが25日、栗東トレセンで行われた。サマースプリントシリーズ覇者ベルカント(牝4=角田)が弾むような動き。水曜の栗東トレセンは急激に冷え込んだが、季節が夏に“逆戻り”したかと錯覚するほど夏の女王が元気だ。

 坂路を余力十分に駆け上がり納得の好時計。最初の1Fは抑え気味に14秒2でスタートしたが、2F目から加速(13秒4)し、ラスト2F12秒3―12秒0でフィニッシュ。4Fは文句なしの51秒9だ。

 「先週、先々週と2週連続併せてやってるので、きょうは単走で。相変わらず、いい動きだったね」

 動きを確認した角田師もニンマリ。太め感なくスッキリ仕上がった印象だ。前走スプリンターズSは13着でも「スローで“ヨーイドン”の競馬は良くない。ハイペースの方がこの馬にはいい。実績ある京都なら」と巻き返しに目を輝かせる。サマースプリント女王の座を決定付けた北九州記念ではビッグアーサーを完封。“怪物”に土をつけるのは、やはり彼女しかいない。

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2015年11月26日のニュース