【天皇賞・秋】10番人気何の!ステファノス“銀星”2着

[ 2015年11月2日 05:30 ]

 前哨戦の毎日王冠で7着に大敗し、10番人気と大きく評価を落としていたステファノスが2着に食い込んだ。東京芝2000メートルでは不利な外枠(14番)だったが、うまく発馬を決めて中団を追走。直線で外から長くいい脚を使い、勝ち馬を半馬身差まで追い詰めた。

 前走に続いて騎乗した戸崎は「返し馬からいい雰囲気で、レースもいい場所にはまって運べた。ただ、3~4コーナーで内から押し出される形になり、外を回らされたのが痛かった」と敗因を分析。それでも「香港G1(クイーンエリザベス2世C)2着の力は見せられたと思う」と、パートナーの踏ん張りを称えた。

 一方、管理する藤原英師は「枠に尽きる。トリッキーな舞台のG1。せめて自分で(枠順抽選を)引かせてほしい」と悔しさを抑え切れない様子。今後については「選ばれれば、もう一回行きたい」と香港C(12月13日、シャティン)でのリベンジを誓っていた。

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2015年11月2日のニュース