【秋華賞】ココロノアイ納得仕上がり 尾関師「ダイナミック」

[ 2015年10月15日 05:30 ]

休養明けを感じさせない仕上がりのココロノアイ

 オークス(7着)以来4カ月半ぶりの実戦となるココロノアイが、骨折明けを感じさせないシャープな身のこなしで好仕上がりをアピールした。向正面から1頭でWコース入り。残り半マイルからトップスピードに乗ると、滑らかにコーナーを回って1F12秒7でフィニッシュ。尾関師は「この馬らしい、ダイナミックで沈む感じの走り。いい動きだった」と納得の笑顔だ。

 2番人気だった桜花賞は超スローペースに泣かされて10着。オークスも7着止まりで、その後に骨折が判明。春のクラシックは不完全燃焼に終わったが、競走馬総合研究所常磐支所(馬の温泉)でのリハビリを経て精神面が成長し、スケールアップしてG1舞台に戻ってきた。「京都内回り2000メートルはレースが流れ、コーナー4つで折り合いがつき、上がりがかかるイメージ。この馬に合う舞台なので、間に合わせたかった」と尾関師。ぶっつけ参戦でも侮れない存在だ。

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2015年10月15日のニュース