キズナ社台SSにけい養 父ディープとの戦い、徳武氏「渡り合える」

[ 2015年10月6日 05:30 ]

 JRAは5日、一昨年のダービー馬キズナ(牡5)が、種牡馬として北海道安平町の社台スタリオンステーションにけい養されることを発表した。

 同馬は右前繋(けい)部浅屈腱炎のため、9月24日に引退を発表していた。通算成績は14戦7勝(海外2戦1勝)。同馬は父ディープインパクト、母キャットクイルという血統。異父姉にG1を3勝したファレノプシスがいるほか近親にビワハヤヒデ、ナリタブライアンがいる良質の牝系だ。

 社台スタリオンステーションの徳武英介氏は「ダービー優勝、凱旋門賞4着という素晴らしい実績馬。当然、期待は大きいです。父のディープインパクトが現在の日本の中心的種牡馬となっていますので、しばらくは父との戦いになるでしょうが、十分に渡り合っていけるだけの力はあると思います」と期待を寄せている。

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2015年10月6日のニュース