エンパイアメーカー米帰国 母国で産駒の評判高まる

[ 2015年10月6日 05:30 ]

 日本軽種馬協会は5日、静内種馬場でけい養されているエンパイアメーカー(牡15)が母国アメリカのゲインズウェイファームに移籍すると発表した。

 同馬はベルモントSなど米G1・3勝を挙げた後、04年に母国で種牡馬入り。初年度からG1馬を送り出していた。11年に日本へ移動。今年、産駒パイオニアオブザナイルの子のアメリカンファラオが米3冠を達成し、帰国を望む声が高まっていた。

 静内種馬場の中西信吾場長は「アメリカでの産駒の評判が年々高まっており、たくさんのオファーをいただいてました。日本には600頭近く産駒がいますので、今後はその活躍に期待したい」とコメント。日本での初年度産駒ワンダーアツレッタ(牡3=河内)が菊花賞(25日、京都)への出走を予定している。

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2015年10月6日のニュース